REVIEW

2018.12.22

15時17分、パリ行き

(2018年)

Introduction

2015年8月21日。フランスの高速鉄道タリス内で発生した、タリス銃乱射事件。

イスラム過激派の男が銃を乱射。

偶然乗り合わせたアメリカ人の若者3名、イギリス人ビジネスマン1名の計4名で過激派の男を取り押さえ、テロを防ぐことに成功した。

Review

ネタバレ注意!

クリント・イーストウッド監督で映画化。

実際にテロ犯をとりおさえ、幼馴染の3人が本人役で出演! 自らの行いを追体験しているとはいえ、三人とも意外に自然に演技している。

テロを防ぐシーンだけで2時間近くもつのかと思って観はじめたが、なぜ英雄的な行動がとれたのか、それまでの人生と、人となりを丁寧に映像化。

経緯をしっかり追い、それぞれの人間的魅力を理解することで、事件とその後がより感動的に仕上がっている。