REVIEW

2018.10.04

ザ・エージェント

(1996年)

Introduction

スポーツ・エージェント。ジェリー・マグワイア(トム・クルーズ)

利益ばかりを追い求め、契約選手のことを顧みない会社の経営方針に一石を投じようと提案書を作成し、社内に配布。

ところが上層部の逆鱗に触れ、解雇されてしまう。

自らの理想とするスポーツ・エージェントになるため、独立を決意。同僚に賛同を求めるが、ついてきてくれたのは経理事務のドロシー(レニー・ゼルヴィガー)だけだった…。

Review

ネタバレ注意!

とにかく必死なトム・クルーズがイイです。

俳優は普通の人物を魅力的に。そしていかに自然に表現できるかが演技力の見せどころだと思う。

ジェリー・マグワイアは敏腕スパイでも、冷酷な殺し屋でも、ましてヴァンパイアでもなく、普通の人。

とても自然で、そして魅力的です。

唯一のクライアントで、アメフト選手役のキューバ・グッティングJr.もイイです。

おどけたキャラクターですが、人生における大事なことを教え、ただのエージェントと選手ではなく、親友になっていく。

そしてドロシーとの関係。

結婚はしたけど、どこか迷いのあるジェリー。

自分の気持ちに気づいたジェリーのセリフが最高。

この映画は落ち込んだ時に観ると、元気にしてくれる。