REVIEW
2018.09.01
パトリオット・デイ
(2016年)
Introduction
2013年ボストン・マラソン。
テロに備え、厳戒態勢をしいていたにも関わらず、突如大爆発が起こり、小さな子供を含む多数の観客や選手が犠牲になってしまう。
直ちにFBIが捜査を開始。現場に残った金属片から、無差別テロと断定。監視カメラの映像から二人の容疑者が浮び上る…。
Review
2013年。ボストンマラソン開催中に実際に起きた無差別爆弾テロ事件。事件発生から、犯人逮捕までの4日間を臨場感豊かに再現したドラマ。
現場で警備にあたっていた地元警察の刑事にマーク・ウォールバーグ。この人は、人助けに奔走する、いい意味で普通の人が本当によく似合う。
捜査の指揮をとるFBI捜査官にケビン・ベーコン。こちらもテレビドラマの影響が強いのか、FBI捜査官がよく似合う。
テロの犯人は狂乱した特定の国の人と思いがちだが、蓋を開けてみれば、典型的なアメリカの若者だったというのが衝撃的。
普通の住宅街で銃撃戦が起こってしまったりと、テロや事件が決して遠い国の出来事ではないとあらためて思い知らされる…。