AKINA LEVE REPORT
AKINA NAKAMORI LIVE 2006 The Last Destination
※出来るだけ正確にと努力しておりますが、記憶のみが頼りですので、発言した言葉の違いや、MC、発言した箇所が違ったりということがあると思います。ご了承下さいm(__)m
2006.7.30
パシフィコ横浜国立大ホール
開場 17:00 開演 18:00
- 花よ踊れ
ステージには赤字で“AKINA NAKAMORI LIVE 2006”の文字が浮かんでいる。「おぉ!あれが話題の大型ビジョンか!」などと思っていたら、バンドの方たちがさりげなく登場し、“花よ踊れ”のイント ロが…ステージ中央にシルエットが浮かんでいよいよ明菜さん登場!
バックの大型ビジョンのCG、ライトが美しい!!「ん!?なんであんなに光の動きが分かるんだ?」と思った瞬間、薄い幕が一気に開く(落ちた?)ライト の光を際立たせるテクニックだったんですね。とても感心しました。この時点でまだイントロ中…今年のライブも最初から驚かされます。
いよいよ歌が始まり、明菜さんにライトが。遠くてハッキリと見えませんが、それでも十分過ぎるほどの感動と鳥肌!!
まずは“花コーナー(センス無くてすいません(^_^;))”とでもいいましょうか。“花”をイメージしたとても鮮やかなドレスでした。赤の帽子(カ チューシャ?)ピンクの上着に水色のスカートでとても良く“花”を表現していたように感じました。コンサート会場に来る前に中華街に行ってきたせいでしょ うか?どこか中国っぽい感じもうけた衣装でした。
あきたかさんが「“花よ踊れ”は新しいお祭りソング」とおっしゃっていましたが、本当ですね。「あぁ、僕にとって、年一回の“お祭り”が来た!」という感じでノリノリでした。
- The Heat ~musica fiesta~
まさかもう聴けるとは!最初からフル回転で駆け抜けようとでもいう感じで、僕のそして会場のボルテージは一気に上昇したようです。
明菜さん:今年のツアーで一番の盛り上がりじゃないでしょうか。
今年25周年目を迎えさせて頂いたということで、今回のコンサート、アルバム のタイトルにもなっている“Last Distination”。
日本語にするとたくさんの意味があるんですが、今回は「集大成」ということで、新しい曲もあり、中森と言えば…という曲もありますんで楽しんで頂けると思います。
なにぶんムチ打ってるところもありますので、許してくださいね。
- 月華
- 落花流水
- 赤い花
しつこいようですが、CGが本当にいい!単調な映像ではなく、それぞれの曲によく合わせていて、あの映像に明菜さんの映像をオーバーラップさせただけでPVとして売り出せるのではないかというほど完成度が高い映像でした。
ぜひ正面から見たかったです。あのCGの前で唄う明菜さんは本当に綺麗だったでしょうね。初めて二階、三階席の方たちを羨ましく思いました。
“赤い花”に続いて衣装替えへ…その間コーラスの女性が素晴らしい歌声を披露してくれてました。そのコーラスに合わせて衣装がえを終えた明菜さんが踊り ながら登場。ラインストーン(?)をあしらった黒いロングドレス姿です。そのままメンバー紹介に続き、“LOVE GATE”
- LOVE GATE
ステージ中央には椅子と楽譜スタンドが置かれています。
明菜さん:あ、座って下さい。もう、足腰弱くなってるでしょ?
会場から:(笑)
明菜さん:ちょっと隙間あったら、すぐ座るでしょ。(会場のどなたかに向かって)アタシも貴方には譲らないわ(笑)
会場から:(笑)
明菜さん:(コーラスの女性について)いつもの女性と違って、今日はピンチヒッターなんですが、(歌声が)素敵ですよね~。後から唄うのが辛いんですが(笑)
会場から:(笑)
明菜さん:発声が全然違うからね~(笑)
明菜さん:凄いですね。横浜。新しい開発、開発で。でもああだと、税金が何に使われているか分かって払いがいがあるじゃない?
会場から:(笑)
会場から:(横浜)住んでー!
明菜さん:でも今どこも(税金)高いのよ…(ここでブツブツと税金問題について…あんな立派なお家つくちゃって家賃が2万とか3万で…)みんなもそんな歳でしょ?今やってるじゃない。追跡番組とか。あれ見てるとインタビュー受けてる人と一緒に「そうだー!」とかって(笑)
会場から:(笑)
明菜さん:なんでこんな政治の話しとかしちゃったんだろ…。
会場から:(笑)
明菜さん:いいよね。横浜憧れたよね?ウチらの年代だと“ハマナンバー”とか。“どうにかして欲しい!”とかさ~(笑)
会場から:(笑)
明菜さん:あ、ドラマ見てくれました?あれ死んじゃえばよかった?
会場から:(笑)
明菜さん:あの、「ウッ!」とか言ってCMとか次回になると視聴率がグーッと上がるところなんですって。だから、アタシ何度も苦しめられたのよ…公園とか運ばれたりとか…。
会場から:(笑)
明菜さん:明日(31日)HEY!X3ですね。(ダウンタウンの)二人とも大好きなんですけど。今回はあんまりつっこまれなかったな。あれ、(つっこまれると)ヨシ!って思わない。掴みはオッケーみたいな(笑)。
もっと一緒にお仕事したいけど、お笑いと歌手ってなかなか接点がないのよ。
会場から:から騒ぎみたよー!
明菜さん:あれね。一生懸命コンサートの話ししたのに、ぶったぎられた!テレビってそういうもんなのよ…。
会場から:(笑)
明菜さん:アルバム聴いてくれました?
会場から:買ったー。聴いてきたー!
明菜さん:でもコンサートには聴いてくるのがマナーですね。
会場から:(笑)
明菜さん:今までのアルバムで3枚目くらいが一番好きなんだけど…レコード会社って(曲を決める)期限があるからね。本当に納得いかなくてもとか、売れてるときは、とりあえず出しとけみたいな。売れてる時程ね。
会場から:(笑)
明菜さん:でも今回のアルバムはいいよ!どんなシチュエーションにも合うと思うから。まだ買ってなくても、今借りれるじゃない。それでイイと思ったらね・・・ってこう言ってたら売れなくなったんだけどね。
会場から:(笑)
明菜さん:ま、聴いてみてイイと思ったらね。数字はあとからついてきますから。
会場から:会場からは拍手が。
明菜さん:今の拍手は買ってない方たちの?
会場から:(笑)
会場から:オススメはー?
明菜さん:オススメ…始めはそんなに好きじゃなかったのね…難しくて。でもそういう子のほうが可愛くなるじゃない?レコーディングの時は「新しいのに挑戦しすぎたなー。こんなの唄えないよ~。」って感じだったけど、今は全部(オススメ)ですね。
会場から:ビデオ出してー!
明菜さん:出るといいですね。(冷静なトーンで)
会場から:来年のライブはー!
明菜さん:ありません。だってラストディスティネーションだもん。(冗談っぽく)
- 紅夜
- 嘘つき
- 眠れる森の蝶
- Grace Rain
このアルバムコーナー。素晴らしかったです。ダークな面をさらりと事も無げに、それでいて強烈に表現する様は“これぞ中森明菜!”イントロが始まった途端にステージの雰囲気をガラッと変えてしまう力は素晴らしいですね。
- Heart Break
- Moonlight Shadow~月にほえろ
- 愛撫
- 原始、女は太陽だった…。
- APPETITE
- TATOO
- 1/2の神話
- 飾りじゃないのよ涙は
- 少女A
- TANGO NOIR
- ミ・アモーレ
- DESIRE
まさに怒濤のヒットメドレー。これだけ激しい曲ばかりを立て続けに・・・。全部良かったですが、“Heart Break”が良かった。97年のライブでも披露されましたが、断然今年のほうがイイです。そして、“少女A”も良かったです。
会場から:AKINAコール
- 花よ踊れ
会場から:明菜ちゃん回ってー!
明菜さん:(リクエストに答えてクルクル回ったあと、薄い茶色?のフリフリドレスについて)女の子はいくつになってもこういうフリフリ好きだよね。
会場から:GAME歌ってー!
明菜さん:GAME歌ったらやめていい?
会場から:ダメー(笑)
会場から:…歌って~…十戒歌ってー!
明菜さん:十戒!? あ、これ見たから思い出したんでしょ?チャ~、チャラチャ~チャッチャッチャッ♪グ…グ?…グ?…グズネ…?
会場から:もういいよー。
明菜さん:今、一生懸命やってるんだから!!
会場から:(笑)
- 十戒(アカペラ)
会場から:おぉ~!!
会場からはリクエストの連続です。そんななか、会場のどなたかを見ながら
横浜A・KU・MA(途中ごまかしながら、アカペラで)
明菜さん:(恥ずかしそうに)だってこれ3枚目くらいでしょ!? 覚えてるわけないじゃん!!(笑)
会場から:(笑)
明菜さん:よく歌ったよね。私(笑)
会場から:スローモーション歌ってー!
- スローモーション(アカペラ 会場との合唱に。)
明菜さん:さぁ、満足したかな…?皆さん帰る時間ですよ。
会場から:ダメー。
明菜さん:じゃね。(舞台袖へ)
会場から:AKINAコール
バンドメンバーが現れ、AKINAコールは更に盛り上がり、GAMEのイントロが。そして、林田健二さん登場!思わず、「え?嘘!」と声を上げてしまいました(^_^;)
- GAME
明菜さん:林田健二さんでしたー!(手を振りながら)さぁ、皆さん帰る時間ですよ~。もう、出てこないよ~。
会場から:(笑)
明菜さん:夏風邪とかにならないようにね~。
会場から:AKINAコール
明菜さん:シングルとアルバム買ってね~!明菜ちゃんもまた一位になりたいよ~!
会場から:(笑)
明菜さん:じゃあね~。またね~。
今回のコンサート本当に良かったです。何が良かったって歌がいつも以上に安定していて。今更ですが、上手くって。安心して見ていられました。涙もなく、明菜さんのちょっとクールでカッコイイ面が前面に出ていたのではないでしょうか。大満足です。